「まちイチ」
2021年3月22日(月)9時55分~放送

▼出演者(→文中での省略形)
稲村亜美さん(→稲)久野大地さん(→久)
弊社社長(→社)
ナレーター(→ナ)
(「いと忠」関連の部分のみを抜粋しています)
稲:おはようございます。稲村亜美です。
久:おはようございます。SBC信越放送アナウンサーの久野大地といいます。
久:稲村さん、今日はですね、「道の駅 花のさと いいじま」にやってきました。
稲:はい、きましたねぇ。
久:今日はですね、道の駅からスタートなんですが、道の駅特集ではなく・・。
稲:ではなく・・
久:ではなく、飯田・伊那谷のスイーツ特集ということで
稲:わぁー、いいですねぇ
久:このあたりフルーツもおいしいもの沢山あるんですが、美味しいお菓子屋さんが沢山あるんですよ。
(略)
ナ:今回の「まちイチ」は、信州飯田・伊那谷の極上スイーツ特集

(略)
稲:ホワイトチョコと、この餡が凄く合いますねぇ(略)
ナ:地元の特産をふんだんに使った、信州飯田・伊那谷のスイーツ。実は歴史があるんです。
東西には、南アルプスと中央アルプスが連なり、南北には天竜川が流れる南信州。
交通の要所であった飯田は、信州の小京都とも呼ばれ独自のお菓子文化が花開きました。
(略)
ナ:この番組は、NTPグループ、NTPトヨタ信州の提供でお送りします。
ナ:今回の「まちイチ」は、信州飯田・伊那谷のスイーツ特集
続いては?
久:稲村さん、続いてご紹介するのは、僕も大好きな「巣ごもり」というものなんですけれども、・・
稲:おー
久:「巣ごもり」ご存知ですか?
稲:もちろんですよ。だって、私だって巣ごもりしてますから。
皆さんだってしてると思いますけど、私も巣ごもりしてますから。
久:この1年間ね、皆さん「ステイホーム」巣ごもりなんてありましたけれど・・
稲:はい
久:その巣ごもりじゃないんです。
稲:じゃないんですか?
久:違うものなんです。
稲:えっー? 何?
久:こちら、凄く美味しいお菓子の「巣ごもり」なんです。
稲:ほぉ、「巣ごもり」!?
ナ:やってきたのは、明治元年創業、老舗の和菓子屋「いと忠」です。

「巣ごもり」は今、話題のキーワードではありますが、この「巣ごもり」はなにかと言うと。
玉子をイメージした・・こちらの、人気のお菓子のことなんです。
久:稲村さん、ご覧ください、このショーケースの・・ほぼ(全部)巣ごもり。

久:これが私のご紹介する「巣ごもり」なんです。
稲:なるほど、これが! 「巣ごもり」なんですね。久:これなんです。
稲:想像と違ったなぁ~(笑)
久:(笑)違いますよねぇ。
稲:こんな感じなんだ。
久:詳しいお話を、社長の横前さんに・・。
社:はい。
久:・・お伺いしていきます。
社:はい、よろしくお願いいたします。
稲:よろしくお願いいたします。
久:こちら、「巣ごもり」というお菓子
社:はい、そうでございます。
久:どんな商品なんでしょうか?
社:はい、中が玉子の黄味餡で、まわりがホワイトチョコレートになっております。玉子のお菓子なんですね。

稲:へぇー
社:で、玉子が巣に籠もっていて、「巣ごもり」と。稲:はい
社:いうことなんですが、もともと、今から50年ほど前にできているんですけれども、・・
『鶴の巣籠もり』という、尺八の名曲があるんですが、そこから名付けられたので、
鶴の卵の巣ごもり、ということになるんです。

稲:種類が様々ありますね
久:ね、沢山ありますね、ちょっと迷っちゃうぐらい、ありますけど・・。久:今ね、稲村さん、ここまで(手で場所をしめし)しか見えていないかもしれませんけど。その後ろちょっと下がっていただくと・・。
稲:こっち?
久:その奥もずっと巣ごもりですので。
稲:あっ、ほんとだぁ。巣ごもりまみれですね。
久:いろんな種類の巣ごもりを、ちょっと、いただいてみませんか?
稲:あっ、迷う。ほんとに迷う。
ナ:迷いに迷って、二人が選んだのは?
こちらの4種類。

久:では、ちょっと店内で、特別に。いただきましょうか。
稲:わかりました。いただきまーす。じゃー、まずは、ノーマルの。こちらを、いただきたいと思います。
稲:可愛いですよね、パッケージも。じゃ、いただきまーす。
稲:んーーん!! 美味しい!社:ありがとうございます。
稲:んー、ホワイトチョコと、この餡がすごい合いますね。

久:んー、そうですよね。
稲:あっ、美味しい! これこそ、お子さんから、大人まで好きですよね。久:そうですね。
稲:んー、なんか、和菓子っていうジャンルじゃないみたいです。
久:じゃ、ちょっと私も・・。ちょっと、季節っぽい、この、さくら巣ごもりですね。

久:いや、普段定番の物はいただくんですけども、こういった変わったのをいただくのは初めてなので。楽しみです。
久:あっ(笑み)・・春が来ますね。んーー、また印象がちょっと変わるといいますか、この餡のなめらかな感じは変わらないんですけれども、桜の・・、ほんとに春の香りが感じられますね。
稲:季節限定ですもんね。
久:そうですね。やっぱりこれ、季節によってですとか、ちょっと違う味をお求めになる方とかもいらっしゃるんじゃないですか?
社:そうですね。やっぱり、春夏秋冬で、いろいろと変えていくというのが、和菓子の醍醐味でございますのでね。

稲:(次に)ちょっと、この、りんごの方も、いただきたいと思います。これはもう、長野らしい。
久:そうですね、信州といえば、という感じの。
稲:じゃ、いただきまーす。
稲:・・あっ! めちゃくちゃいいです。さっぱりしてて、リンゴのジューシーさもあるんですけど、その後にチョコレートが来るんで、・・。

稲:んっっ。私普通のよりこっちの方が好きかもしれないです。
久:あっ、そうですか。稲:すごい爽やか。
社:女性の方は、そうですね。フルーツの方がお好きな方が(多く)いらっしゃいます。
稲:なんか、いくつでも食べられる、こっちの方が。
ナ:こちらの、栗あん巣ごもりは、『桜井甘精堂』とのコラボ商品。
桜井甘精堂は、長野県小布施町で200年の歴史を持つ、栗菓子の老舗。
落雁を作り始めたことがきっかけで、今ではさまざまな栗のお菓子を作っています。
桜井甘精堂とのコラボ、『栗あん巣ごもり』のお味は?

久:うわっ、いい! これは凄いですね。

社:はい
久:栗ですね。うーん、うんうん。社:絶対の自信を持って、お贈りしております。
久:なんでしょう、あの、なめらかさというか、それがチョコでコーティングされて、なんか、巣ごもりだけあって、卵の殻がパリッパリッと割れていくような食感がありますよね、チョコレートに。
久:また、栗と良く合いますね。
久:でも社長、どうしてまた、この「巣ごもり」という商品が開発されたんでしょうか?

社:父の代なんですが、その頃まだ、ホワイトチョコレートというものを世の中の人が知らないころですね。黒いチョコしかしらない、その時期に、ホワイトチョコを問屋さんから紹介されまして、何かお菓子が出来ないかと、いうことでいろいろと工夫をして、ホワイトチョコレートは生クリームに近い味なので、生クリームの味に相性が良いものということで、卵。白餡に卵を混ぜた黄味餡が、非常に相性が良かったんです。それで完成したのが、このいと忠巣ごもりで、
ナ:巣ごもりは、ホワイトチョコを美味しく食べるために編み出されたスイーツだったんですね~。さらに~。
久:この1年間は、「ステイホーム」という意味での巣ごもりも話題になったと思うんですが・・。
稲:そうですね、いろんなところで聞きましたからね~。
久:なかなか、社長、お店にいらっしゃる方が多くは無い、中で
巣ごもり、このキーワードはどうだったんでしょうか?
社:えー、おかげさまで、最近なんですが・・。
店舗での売上はどうしても落ちてしまっているんですけど、ネットで検索して「巣ごもり」ってことだと思うんですけど、ネットでの売上はだんだん増えてきて、今では倍くらい、前年比の倍くらいになってきているんです。

稲:うわっ、凄い。(ネットで)検索する人も増えたんですね。
久:巣ごもりって検索したら、ちょっと意味は違ったかもしれないですけど、ここ(いと忠)に辿りついたという。社:はい。で「どんなもんだろう?」ということで、お買い求めいただいているんじゃないかと…。

稲:しかも、お土産とかで贈ったりしても、「ウケル」・・って言ったらあれですけど、凄いイイですよね。
ナ:飯田の伝統の味が、コロナ禍の巣ごもりをきっかけに、思わぬ人気のようです。

(後略)